楽して痩せるなら知るべきポイント!実際にシドニー大学が、過去に行われた研究

楽して痩せる メンテナンス
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今回はシドニー大学の研究結果などをもとに、

『楽して痩せるなら知るべきポイント』

早速ですが、最近では便利なことに 『これ食べたら痩せるよ』という情報が山ほどございます。

私も何の知識もない時代は、試行錯誤に多大な時間がかかりましたね。

では、結局どの食べ物が痩せるのかコスパの良い食べ物って何ですか?と聞かれると、それはズバリ タンパク質。

この理由はシンプルに、私たちの体は水分と脂肪を除くとほぼタンパク質だからです。

例えばのイメージでございますが、私たちの人生は自分の体という車に乗って、色んなことをしてみたり、いろんな場所に行くようなものです。

ただ、現実の車は一度作ったら壊れない限りずっと使えますが、私たちに人間の体は全然違い

毎日細胞分裂を繰り返して、何ヶ月かすればほとんど新しく入れ替わっているなんてことを、一度は聞いたことあるかと思います。

要するに、数ヶ月で体のパーツ総入れ替えと、消費期限が短いので、そんな体からすれば、急いで車のパーツをくださいと脳に指令が入って、毎日お腹が減ってくるわけですが、ここで『お腹が減ったから白米を茶碗3杯食べました!』としてしまうと、体内には糖質と呼ばれるガソリンばかりが補給され、肝心の車のパーツと言うタンパク質が入ってきません。

そうすると、いくら食べてもお腹が減りますし、脂肪細胞というガソリンタンクだけパンパンに膨れます。

実際にシドニー大学が、過去に行われた研究(38件)を再分析した結果、タンパク質の摂取量が増えるほど、自然と食欲が減って総摂取カロリーが減る傾向が有意に確認されていたり、他には先ほどと同じくシドニー大学が、タンパク質の比率を変えることによって、食欲はどれくらい変わるのかという疑問を調べた研究もございます。

その内容が、22名の参加者を集めて、四つの期間

①カロリー制限はせず食欲のおもむくままに食べる期間

②総摂取カロリーのうち10%をタンパク質で摂取する期間

③15%をタンパク質で摂取する期間

④25%をタンパク質で摂取する期間

に区切って人間の食欲はどう変わるのかを調べた結果、最も総摂取カロリーが増えたのは10%のタンパク質、要するに低タンパクな食事をしていた期間でしたよと発表しているわけなんです。

さらに、何の制限もなく食欲のおもむくままに食事をしていた期間よりも、たんぱく質が10%の時の方が総摂取カロリーが増え、低タンパクな食事を続ければ続けるほど有意に食欲が激増して、総摂取カロリーが増えていく現象が確認されましたよと発表しています。

楽して痩せるためには、タンパク質がとにかく大事なんです。

もちろん他にもメリットがありまして、 例えば肌が綺麗になります。

先程の車の例で言うと、タンパク質が足りていないと、内臓といった大事なところに材料を優先させますので、肌という車の塗装が剥げていても、二の次でいいと無視されます。

その結果、

・肌が荒れる

・髪が細くなる

・爪が割れやすくなる

なんていう症状が出てきます。

そんな自覚症状がある人は、タンパク質が不足している可能性が高いかと思いますし、肌ってコラーゲンとかも大事なんじゃないの?と考える人もいるかと思いますが、コラーゲンも体を構成するタンパク質のひとつです。

なので、塗装がツヤツヤの車が欲しかったら、とにかくタンパク質を摂りましょう。

というわけで、そろそろタンパク質が取りたくなってきたかと思いますので、タンパク質の必要量についても解説させていただきます。

日本人の食事摂取基準 によると、1日のタンパクの摂取量は

・成人男性で1日65g

・成人女性で1日50 g

 となっており、大体体重かける1.0 gくらいタンパク質が必要です。

ただし、注意点がございまして、先ほどシドニー大学の研究結果によると総摂取カロリーのうちタンパク質を10%に抑えると食欲が増大すると解説させて頂きました。

ここで、日本医師会の公式ホームページで計算できる、1日の必須カロリーを紹介させていただくと、

・30歳から49歳の男性身体活動レベル『普通』で計算してみると

               1日2677.5kcalが必要

・ 30歳から49歳の女性身体活動レベル『普通』で計算してみると

                 1日2002.5kcalが必要

と計算できます。

そして、タンパク質は1gで4kcalでございますので、先ほどの日本人の食事摂取基準

・男性タンパク質65g=260kcal

・女性タンパク質50g=200kcal

であると計算できます。

ここで先ほどの、日本医師会の公式ホームページで計算した1日必要カロリーと照らし合わせてみると、なんと、体重×1gのタンパク質にしちゃうと、総摂取kcalのうち、タンパク質が10%くらいになっていて、低たんぱくの食事メニューが密かに完成してしまいます。

健康的に痩せるためには、運動は必須です。

久々に運動をすると筋肉痛なんかになるかと思いますが、あの修復のためにもタンパク質が必要です。

その辺を諸々含めると、楽して健康的に痩せたかったら体重かける1.6gから2g のタンパクを取っていただくことをオススメしたいと思います。

ぜひ皆様も、タンパク質をしっかりとって、自分の体という車を、頑丈で見た目も美しい高級車に変えていっていただきたいと思います。

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