美しい人になるにはどうしたらいいのでしょう?
ここでいう美しい人とは、ただ見た目が整っていることではなく、内側から滲み出る美しさで作られている人を指します。美しい人であるためには、心と身体のどちらもが健康でなければなりません。
今回は、美しい人になる秘訣を「やりがい」、「余裕」という2つのキーワードを絡めてお伝えします。
「やりがい」を大切にする理由は、自己肯定感を高め、モチベーションを維持するためです。
「余裕」を大切にする理由は、頑張りすぎないように休ませることで、継続不可能という状況を防止するためです。この2つを常にバランスよく維持することが、健康への近道です。
健康と聞いてまず何を思い浮かべるでしょうか。最近は正しい知識も広まってきており、食事・運動・睡眠が大切だということは今や誰もが認識しています。SNSやインターネットでもその重要性について書かれているのをよく目にするはずです。ただ、大事なのはわかっているけれど、それを意識するのが難しいと諦めている方は多いでしょう。
そこで大切になるのが今回のキーワードである「やりがい」と「余裕」です。
ここでは食事にフォーカスして説明します。
健康的な食事の基本は、タンパク質、脂質、炭水化物をバランスよく食べ、それに加えて不足しがちなビタミンやミネラルを摂取することです。知らないうちに余分な栄養素をとってしまわないよう、できるだけ自炊しましょう。炭水化物と脂質は一般的な自炊料理で補えますが、タンパク質は不足しがちです。タンパク質は筋肉や髪、爪などをつくる栄養素で、健やかな身体のためには欠かせません。中には筋肉をつけたくないという女性がいますが、引き締まった二の腕や張りのあるお尻、形のいい脚にはしなやかな筋肉が重要です。筋肉をつけて健やかな体を目指すには1日に体重の1~2倍以上のタンパク質摂取が好ましいです。1食で20~30g摂取できるようにつくり、料理はきれいに盛り付けます。目からの情報は大事なため、こうすることで、添加物は少なく必要な栄養素は入ったクリーンで美しい食事を食べている実感が湧き、「やりがい」を感じます。ただ、これを毎日続けるのは難しいと思う方も多いでしょう。そこで、心の「余裕」が生まれるようにします。必要なタンパク質量摂取のために、食材の重さを毎回計るのは一度やめましょう。数字に囚われると、食材全ての重さとそれに伴う栄養素が気になってきてしまい、心が詰まってきます。種類にもよりますが、拳1個分の肉や魚にタンパク質20 が目安です。脂質が多いものだとそれ限りではないため脂質の少ないものを選びましょう。この方法をとってもまだ食事改善の継続がむずかしい人は、調味料の制限をなくしていきましょう。味の幅が広がり、余裕が生まれます。
ここでは食事にフォーカスして説明しましたが、運動・睡眠においても「やりがい」と「余裕」は大切です。2つのバランスは人によって異なるため、意識しつつ自分に最適の配分を見分けることが大切です。このように心のケアを行いながら身体を健康に近づけることにより、内側から美しい女性を目指しましょう。