GWやお盆休みなど、長期的な連休が明けると、決まって心身の「だる重」を感じ、やる気が出ないと悩んでいませんか?
連休中は、それなりにストレスや疲れを癒すことができたはずなのに、明けになるとだる重な状態が長く続き、仕事・プライベートの支障になっていると悩む女性は多いもの。
今回は連休明けのだる重状態が長く続いてしまう主な原因と、やる気スイッチをONにするためのこだわりの対処法をまとめてお伝えしてみたいと思います。
連休明けの「だる重」が続くのはこんな原因があった!?
連休中は、これまでの仕事の業務や家でしなければならないことをいったんストップできる期間でもあり、明けになるとやるべきことが山積状態…!
それなのにだる重が続いてやる気スイッチが出ないと、余計にストレスを感じて悪循環に陥ってしまうものですよね。
しっかり休んだはずなのに、連休明けにだる重状態が長く続いてしまうのはどんな原因があるのでしょうか?
ここでは連休明けのだる重の原因と、密接な結びつきのある自律神経との関係性について解説していきます。
◆自律神経の乱れによるもの
連休中は、日頃の疲れを癒そうとゆっくりし過ぎたり、逆に貴重な休みを有効活用しようとアクティブに過ごすことが自然ですよね。
連休明けでもだる重が続くのは、連休のいつもとは違った日常に自律神経が追い付いていけなくなることが原因。
連休ならではのゆっくりし過ぎ、アクティブに活動し過ぎな状態は、普段とは違った生活スタイルの揺らぎが生じるため、自律神経が急激な変化に耐えられず、休み明けになってもだる重状態が続いてしまうのです。
◆体内時計の乱れによるもの
連休中は夜更かしをして昼近くまでダラダラと寝る、夜型の生活に一時的に変わってしまうことが多いのではないでしょうか?
このような連休中の夜型スタイルは、連休が明けると時差ボケの状態に陥ってしまい、朝になってもシャキッとした心身に戻りにくくなると言われています。
連休中の夜型生活によって乱れてしまった体内時計は、正常なリズムを取り戻すまでに3~4週間程度の長い期間が必要になると言われているため、連休明けのだる重が続くのはこのような影響も原因のひとつになっているのです。
◆疲れやストレスがリセットできていない
連休明けのだる重が長く続いてしまうのは、疲れやストレスがリセットできていないことも大きな原因。
長期のお休み期間は、あれもこれもとやりたいことが山積し、貴重な休みをムダなく消化しようと、一気に活動してしまうケースがあります。
連休中にリラックスしようとするよりも、やりたいことをこなそうと活動し過ぎると、疲れやストレスを癒す時間が取れなくなってしまい、休み明けのだる重な状態が続いてしまうのです。
連休明けのだる重をリセット!やる気スイッチをONにする方法とは?
連休明けのだる主な状態がいつまでも続くと、仕事中のモチベーション・集中力の低下や、プライベートでの楽しみに支障をきたしてしまう心配が…。
本来のやる気と健やかな心身を早めに取り戻すために、連休明けのだる重リセットに役立つおすすめの対処法をまとめてみました。
◆朝の日光浴を習慣つけてみよう
連休明けのだる重をリセットするためには、規則正しい生活を早めに取り戻すことが肝心。
そのために、乱れてしまった体内時計や自律神経を正常なサイクルに取り戻す、朝の日光浴を習慣づけてみましょう。
朝一番に日の光を浴びると、光の刺激が脳や神経に伝わり、目覚めややる気のスイッチに働きかけてくれます。
女性の場合は朝の日光浴による紫外線ダメージが気になるところですが、この場合は手のひらを日光に浸すだけでもやる気スイッチのONに効果的だと言われていますよ。
◆カフェインを適度に摂取する
コーヒーや緑茶、紅茶に含まれているカフェインは、適度な摂取によって連休明けの眠気やだる重をリセットする効果があると言われています。
カフェインは脳や神経に適度な刺激を与えてやる気スイッチをONにしたり、疲労を回復する働きがあるので、仕事や家事の合間に適度に摂取してみるようにしましょう。
◆チェックリストを作って仕事や家事をこなしていく
連休明けのぼんやりした状態が続くと、仕事や家の中でしなければならないことがたくさんあるのに、頭が働かず追い付けない状態になることがありますよね。
仕事や家事を効率よく進めていくために、必要な業務をチェックリストにしてまとめ、終わったらチェックを入れる方法を取ってみましょう。
業務や家事に関するチェックリストを書いていくと、自分の中で必要なものを整理することができ、連休前のいつもの勘や流れが掴みやすくなって、いつの間にかぼんやりの状態をリセットしておくことができますよ。
おわりに
連休明けのだる重な状態は、できるだけ早くいつもの生活スタイルに取り戻そうとする、意識と行動によってリセットできます。
ご紹介しただる重対策をひとつひとつクリアしながら、本来の安定した生活リズムと軽やかな心身を早めに取り戻していきましょうね。