化粧品変更後のお肌トラブル…好転反応と肌荒れの見極め方

化粧品変更後のお肌トラブル 美容
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肌質の変化や今あるお肌悩みに合わせて化粧品を変え、実際の使用後に赤みやかゆみ、ポツポツが出て不安になった経験はありませんか?

化粧品変更後の赤みやかゆみ、ポツポツのお肌トラブルは、お肌が美しく生まれ変わろうとするための「好転反応」の可能性があるかもしれません。 ここでは新しい化粧品の使用後に出やすいお肌トラブルについて、好転反応と肌荒れの見極め方、正しい対処法をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。

化粧品を変えた後に出やすいお肌の好転反応とは?

これまでとは違った、肌悩みや肌質に応じた新しい化粧品を使った後に、赤みやポツポツ、かゆみが出てしまうのは、その化粧品がお肌に合っていないのではなく、好転反応の可能性があるんです。

では化粧品を変えた後に起こりやすいお肌の好転反応はどのような状態なのか?

お肌と好転反応の関係性、起こりやすい仕組みを一緒に見ていきましょう。

新しい化粧品成分にお肌が過敏に反応している

化粧品を変えた後のお肌の好転反応は、これまでの化粧品でAという成分に馴染んでいたお肌に、新しい化粧品のBという成分が浸透して、一時的にお肌がびっくり刺激を受けた状態のことを言います。

新しい食べ物を食べると新鮮に感じるように、お肌もこれまでとは違った化粧品の新しい成分を受け取ると、びっくりした状態になってかゆみや赤み、ポツポツができやすくなります。

ただこのお肌状態は化粧品が合わないのでは決してなく、一時的にお肌が新しい成分に刺激を感じた状態のため、使用を重ねるごとに肌質は落ち着いていくようになるんですよ。

お肌代謝やデトックスが活性している

お肌がこれまでの化粧品とは違った新しい化粧品の成分を受け取ると、一時的にびっくりした状態になるため、

・毛穴が開く

・皮膚がやわらかくなる

といった変化が見られ、肌内部に溜まっていた老廃物や毒素が皮膚表面に浮かび上がります。

このお肌状態は決して化粧品が合わない・肌荒れではなく、新しい化粧品成分をお肌が受け入れて、その成分の効果が皮膚で活き始めているサインとなり、代謝向上やデトックスによってより美しいお肌に生まれ変わるための経過のひとつとなっています。

化粧品変更後のお肌トラブル…好転反応と肌荒れの見極めポイント

お肌の好転反応は、化粧品が合わないことが原因の肌荒れの状態とよく似ているため、好転反応なのか肌荒れなのか判断が難しいと感じますよね。

化粧品変更後のお肌トラブルについて、好転反応と肌荒れを見極めるポイントをまとめてみました。

好転反応のサイン

化粧品を変えた後のお肌の好転反応は、お手入れをしてからしばらく経った後に赤みやポツポツ、かゆみなどが出る傾向にあります。

この理由は、新しい化粧品成分をお肌が受け入れて、馴染んだ時点でデトックス・代謝アップなどの変化が出始め、一時的なかゆみや赤み、ポツポツの好転反応が出やすくなるのです。

肌荒れのサイン

新しい化粧品を使って肌荒れだと判断できるポイントは、使用後すぐに赤みやポツポツ、かゆみが出た場合。

この理由は、お肌が新しい化粧品成分を受け入れられず、皮膚に合わないことで拒否反応がすぐに出ている状態のため。 新しい化粧品を使ってすぐに赤みやかゆみ、痛みを感じた場合は、今の肌質では新しい化粧品の成分を受け入れることができない、敏感な状態になっていると判断できるでしょう。

お肌の好転反応が出たら?安心の対処法を伝授!

お肌のより良い変化を期待して新しい化粧品を使い、しばらくしてから好転反応が出てしまった…。

朝の忙しい時間やデート前などに好転反応が出ると、気持ちも焦って余計にお肌トラブルが深刻になるのではないかと不安ですよね。

ここでは化粧品を変えた後の好転反応が出た場合も安心、すぐにできるお手軽な対処法をお伝えしていきます。

冷やしたタオルを当ててお肌をクールダウン

好転反応は毛穴が開いて血行が促進され、デトックス作用が高まっているため、冷たく冷やしたタオルを10分程度当ててクールダウンさせましょう。 すると毛穴が縮小して過度な血行が和らぎ、痛みや赤みの鎮静化にもアプローチできます。

元の化粧品と並行して使うこと

お肌の好転反応は新しい化粧品の成分に過剰反応した状態のため、一気に化粧品を変えるのではなく、

・化粧水や乳液→もとの化粧品を使う

・美容液やクリーム→新しい化粧品を使う

という工夫を取っておくようにしましょう。 すると、お肌は過度な刺激を感じず、少しずつ変更した化粧品の成分を受け入れていくようになりますよ。

おわりに

お肌の変化に合わせて化粧品を変えた時は、肌質が丈夫な女性でも一時的な好転反応が出ることがあります。

丁寧な保湿と徹底した紫外線対策をしてバリア機能を高めることが、好転反応によるお肌のゆらぎを予防するポイントに。

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