春や夏に比べると紫外線量が少ない冬は、ついついUV対策がおろそかになってしまうこともあるのではないでしょうか?
冬の紫外線対策に手を抜いてしまうと、後になってからシミやシワ、肌荒れなどのトラブルが起こって長期化する心配があるんです。
今回は冬でも手が抜けない紫外線対策について、知っておきたい必要性5つのポイントをわかりやすく解説!
冬の紫外線対策の基本のやり方・4つのポイントと注意点も合わせて参考にしながら、シミやシワのない理想の美肌を維持してくださいね。
冬こそ力を入れておきたい紫外線対策!5つの理由とは?
春や夏よりも降り注ぐ紫外線量が穏かな冬なのに、どうして紫外線対策が必要なのでしょうか?
ここではその気になる5つの理由を解説していきますので、紫外線からお肌を守るための準備を早めに整えておいてくださいね。
理由その1春夏になってからのシミやくすみが増えるため
冬の間にも紫外線対策が必要な理由は、今の時期に紫外線を浴びてしまうと、春や夏になってからシミやくすみ、シワが目立ち始めるようになるため。
春や夏にかけてのお肌は、細胞の新陳代謝が活性化し、冬の間に浴びた紫外線ダメージによって作られたメラニンが皮膚の表面に浮かび上がってくるのです。
隠れメラニン・隠れシミともよばれるこのお肌状態は、寒い季節が終わって温かい季節に変わった際の肌代謝で浮かび上がるため、透明感のあるお肌を維持するためにも冬の紫外線対策は欠かせないメソッドになるのです。
理由その2雪やけがシミやくすみの原因になるから
冬でもプライベートや仕事の関係で外で過ごすことも少なくはないでしょう。
外出時に雪が降ってお肌に付着すると、皮膚が一気に冷えて炎症状態を起こし、赤みやヒリヒリ、かゆみの雪焼けが起こってしまいます。 外出時の急な雪焼けは早めにお肌を鎮静化するためのスキンケア・対処が難しいこともあり、お肌は長く炎症した状態が続くため肌荒れからのシミやくすみ色素沈着が出やすくなるのです。
理由その3お肌が乾燥してバリア機能が弱まるため
紫外線ダメージが原因のシミやシワを未然に予防するためには、この影響を跳ね返すお肌のバリア機能を高めておく必要があります。
ですが冬は、春や夏に比べると空気が乾燥して湿気が少なく、気温の急激な低下でお肌のバリア機能にも良くない影響を与えてしまいます。
お肌のバリア機能は角質層のうるおい・栄養不足が原因となるため、この季節は化粧水~クリームまでのフルライン使いで乾燥させない肌質に整えておきましょう。
また、乾燥したお肌は紫外線の影響をダイレクトに受けることでシミやシワになりやすいため、冬でも紫外線対策に力を入れておく必要があるのです。
理由その4ガラスや雪道への照り返しがあるから
冬は春や夏よりも紫外線量が穏かなものの室内のガラスや雪道への照り返しは春と夏に降り注ぐ強力な紫外線と同じくらいお肌にかかるダメージが強いと言われています。
紫外線はお肌の奥深くにまで届く波長の長さが特徴で雪道や室内のガラスに反射する光は目には見えなくても広範囲にわたるため冬の紫外線対策は決して手抜きができない対策と言えるんですよ。
理由その5天候にかかわらずに紫外線は降り注ぐため
曇りや雨、雪の日は紫外線が降り注がない、そんなイメージを持つ人も少なくはないでしょう。
ですが紫外線は曇りや雪、雨の日であっても朝・日中・夕方までずっと降り注ぐ性質を持ち、紫外線対策をしていないとまるごと日の光にお肌をさらしてしまうことになります。
そのため、曇りや雨、雪の日の紫外線対策に手を抜いてしまうと、ターンオーバーや肌代謝のタイミングでシミやくすみが浮かび上がることもあるんですよ。
冬でも必要な紫外線対策!基本のやり方4選
冬に紫外線対策に手を抜いてしまうと、想像していた以上にお肌に良くない影響が出ることが理解できたのではないでしょうか?
冬の紫外線ダメージの影響をお肌に与えないためにも、
1 外出時、室内でも日焼け止めをしっかりと使う
2 冬の間の紫外線対策はSPF25~35、PA+++の数値が適切
3 紫外線ダメージを跳ね返すバリア機能強化の保湿を徹底する
4 サプリや野菜、フルーツからビタミンC、抗酸化作用成分を補う
5 化粧水、乳液、美容液、クリームをフルで使って乾燥対策をする
という5つのポイントを心がけておくようにしましょう。
ストレスやホルモンバランスの乱れ、睡眠の質が肌質を左右して紫外線ダメージの影響につながってしまうため、規則正しい生活習慣を心がけることも重要なポイントですよ。
まとめ
冬の紫外線対策は、基本のやり方をしっかり押さえておくことで、お肌のバリア機能が高まり、ダメージによるシミやくすみの予防にアプローチできます。
冬も透明感のある美肌を維持していくために今日からの紫外線対策を早めに習慣づけてくださいね。