ヘルシーで栄養バランスを考えた食事と、積極的にカラダを動かすトレーニングのダイエットを頑張っていても、
「グラム単位でしか体重が落ちない」
「ウエイト、サイズの両方に変化がない…」
といったスランプに陥っていませんか?
ダイエットを始めると、年代や体質にかかわらずに起こりえる停滞期は、手軽な食事と運動で乗り切る、おすすめの解決策があります。
今回はダイエット停滞期に悩む女性に向けて、 そもそもの原因や食事と運動で乗り切るとっておきの方法をお伝えしてみたいと思います。
ダイエット停滞期とは?仕組みと原因をチェック!
ダイエット停滞期は、個人差があるもののダイエットを始めてから2~3週間程度で訪れる、
運動や食事制限をしてもサイズやウエイトの変化が見られない時期のことを言います。
では、いつも以上に食事や運動量に気を配っているのに、体重減少・サイズダウンできないのはどうしてなのでしょうか?
主な原因を一緒に見ていきましょう。
ダイエット内容に心身の耐性がつくため
食事制限や運動を継続したダイエットを続けていると、心身が慣れて気持ち的な余裕が生まれてくるものですよね。
ダイエッターによってこの変化は安定につながりますが、心身にとっては今のダイエット内容に耐性がつくことで消費するエネルギーやカロリー量を増やせなくなってしまいます。
ホメオスタシスとも呼ばれるこの状態は、ダイエットをしていない状態に心身を戻そうと働きかけてしまうことも、停滞期による減少やサイズダウンができない原因と言われているんですよ。
プロゲステロンが優位に立ってしまうため
ダイエットを始めてから生理が近づくと、決まって体重が落ちず、逆にむくんだり食欲が増加するといった変化を感じた経験はありませんか?
女性特有のダイエット停滞期と言われている生理前は、カラダに余分な水分を溜め込もうとする女性ホルモン・プロゲステロンが優位に立ってむくみや食べたい欲求を強めてしまいます。
また、ダイエット停滞期の原因のホルモンバランスの乱れは、連動している自律神経にも良くない影響を与え、ストレスが解消されずに食欲が過度になってしまうこともあるのです。
ダイエット停滞期はいつまで続く?目安の期間をチェック!
糖質やカロリーを制限したり、カラダに負荷がかかるトレーニングを頑張っても、一向に変化が見られないと焦りや不安が強くなってしまうものですよね。
ダイエット停滞期が続く期間は、個人によって差があると言われていますが、
生理によるダイエット停滞期の場合は生理が終わってから2、3日後
生理以外のダイエット停滞期の場合は1週間~10日前後
が目安となります。
ダイエット停滞期は長くなることがあっても、いつかは必ず終わるものでもあるので、ここでダイエットをあきらめずに続けていくことがポイントと言えるでしょう。
ダイエット停滞期を乗り越える!食事と運動のポイントを伝授
ダイエット停滞期はカラダがこれまでのダイエットに慣れ、耐性をつけて消費できるエネルギー・カロリー量が減少した状態のため、変化をつけたメソッドを取り入れることでカラダが持つ燃焼・デトックス作用を高めることができます。
ダイエット停滞期を乗り越える、食事と運動の具体的なポイントを見ていきましょう。
ダイエット停滞期は週1でチートデイを
ダイエット停滞期は食事制限をしていることで心身が飢餓状態に陥り、エネルギーを溜め込もうと消費するカロリー量を少なくする防護作用が強まります。
ここに、一切の制限がない好きなものを食べるチートデイを停滞期中の週1ペースで実践すると、心身の飢餓状態が解消されてカラダ本来が持つ燃焼やデトックス作用を取り戻すことができるのです。
チートデイはダイエット停滞期による不安やストレスを解消するためにも、停滞期期間は週1で組み入れることがおすすめですよ。
筋トレやストレッチで積極的に動く
ダイエット停滞期はこれまでの制限状態に心身が慣れ、ホメオスタシスや耐性の影響が出て、代謝が低下しやすくなります。
少しでも消費できるカロリー・エネルギー量を増やすために、停滞期中は以下のような気軽にできるストレッチ・筋トレを積極的に行うようにしましょう。
デスクワーク中、信号の待ち時間にかかとの上げ下げを行う
仕事や家事が一段落したら、スクワットや背伸びでカラダをほぐす
水圧によって強い負荷をかけられる、バスタブ内でのバタ足
おわりに
焦りや不安が強くなるダイエット停滞期ですが、チートデイと筋トレ、ストレッチの組み合わせで、サイズダウン・体重減少がなくてもボディラインが引き締まるといった見た目の変化が実感できるようになります。
ダイエット停滞期はこれまでの頑張りが心身に伝わっているサインでもあるので、焦らずにコツコツと乗り越える時期を待ってみてくださいね。