マタニティ期間中は、自分自身とお腹にいる赤ちゃんの健康を守ることが第一優先で安静にしている時間が長いため、
「運動不足によるむくみが気になる」
「コリやカラダの重だるさを早めにリセットしておきたい」
と悩んでいませんか?
今回は妊娠中によくある悩みをリセットし、癒しやリフレッシュ効果も得られるマタニティストレッチをメリットや基本のやり方をご紹介!
いつもよりもデリケートなマタニティ期間中のカラダとココロに軽やかさ、癒しを与える、マタニティストレッチのお役立ち情報をぜひ最後までごらんになってくださいね。
マタニティストレッチにはこんなメリット・効果が期待できる!

安静時間が自然に長くなるマタニティ期間中ですが、定期的にマタニティストレッチを行うことで、妊娠中に感じやすい悩みやトラブルの解決にアプローチできます。
ここでは意外に知られていなかった、マタニティストレッチの嬉しいメリットや効果をじっくりとチェックしてみましょう。
体重の増加を防げる
妊娠中はじっとしていることが多かったり、ホルモンバランスのゆらぎによって食欲が増加し、いつの間にか体重が増加してしまう心配があります。
妊娠中の体重の増加は、出産を終えても体重が戻らないこともあり、集中的なダイエットが必要になるケースも。
マタニティストレッチを定期的に行っておくと、全身の血流を促して代謝を高めるため、食べても消費できるカロリー・エネルギー量を増やす状態をキープできます。
すると、産後にハードなダイエットをする必要がなくなり、重だるさを感じやすい妊娠期間のカラダの軽やかさが維持できるようになるのです。
ストレスのケアができる

妊娠中は、いつもよりもカラダ・ココロの両方がデリケートになりやすい時期ですが、マタニティストレッチを行うとストレスのケアにもアプローチできます。
その理由は、マタニティストレッチが、
・カラダをゆっくり大きく動かす
・呼吸が自然に深く大きくなる
・カラダを思いっきり伸ばす
という内容になっているため、運動不足や重だるさによるストレスがリセットされ、気分がシャキッとしたり、心地よい癒しを感じ取れるようになるのです。
むくみやコリの緩和、予防になる
マタニティ期間中に少しずつお腹が大きくなってくると、赤ちゃんを庇おうと姿勢が乱れたり、お腹の重さがカラダ全体に負荷をかけてむくみやコリにつながることがあります。
マタニティストレッチは、妊娠期間中の長い安静時間による運動不足を解消し、全身の血液やリンパ液のめぐりを助けてくれます。
すると、体内に留まったままの老廃物・毒素が流れ出やすくなり、むくみやコリの予防・緩和に効果が期待できます。
妊娠中の悩みをリセット!マタニティストレッチの基本的なやり方

自分自身のデリケートなカラダとココロ、大切な赤ちゃんの健康を守りながら、お家にいて手軽に実践できる、マタニティストレッチの基本的なやり方をご紹介します。
マタニティ期間中に感じやすいコリやむくみ、重だるさをリセットできるおすすめの方法をさっそくマスターしてみてくださいね。
首、肩、背中のコリをほぐすマタニティストレッチ
お腹を庇う体勢や重みによる首や肩、背中の負担をなくすマタニティストレッチは、カラダを大きくゆっくり伸ばすことで全身の軽やかさが取り戻しやすくなります。
また大きな筋肉を動かすことで血液循環が活性し、妊娠中に起こりやすい冷えやむくみの緩和・予防にも役立つでしょう。
- イスやソファにできるだけ浅く腰掛ける
- 両腕をゆっくりと上げて両手を組み、背伸びをするようにグッと上に伸ばす
- そのままの状態で前、後ろ、右、左とゆっくりと状態を倒していく
- 腕を下ろし、頭の上で両手を組んだら、③の流れを繰り返し、②と③までの動きを10回繰り返す
股関節をゆるめるマタニティストレッチ
股関節をゆるめるマタニティストレッチは、妊娠中の運動不足、長時間の安静期間によって可動域が狭まってしまった股関節を拡げて骨盤の位置を整える効果が期待できます。
股関節の可動域が拡がると、骨盤が開いてスムーズな出産や出産時の体勢に整えておくことができるでしょう。
- ヨガマットなどを床に敷き、足をまっすぐにのばして座る
- 右足からゆっくりと開き、無理のない範囲まで横側に広げていく
- 左側の足をゆっくりと開き、右側と同じように無理のない範囲まで広げていく
- 股関節を拡げたまま、上体を後ろ、前、右、左の順にゆっくりと下ろし、ゆっくりと状態を持ち上げてもとの位置に戻す
- ここまでの流れを5回程度繰り返す
おわりに

マタニティストレッチは、体調が比較的安定したつわりのない時期に定期的に行うことが母体に無理がかからないポイントになります。
ストレスや痛み、コリなどの不調を感じやすい妊娠中にマタニティストレッチを定期的に取り入れて、軽やかな体調でママになるまでの日を健やかに過ごしてくださいね。