肌見せファッションを本格的に楽しむこの季節、セルフでのワックス脱毛をしたら強い痛みを感じてお肌に負担がかかるのではないかと悩んでいませんか?
今回はワックスを使ったセルフ脱毛に痛みを感じてしまうのはナゼなのか、よくある原因とお肌にやさしい使い方を伝授!
ワックス脱毛の持ちの良さや古い角質を取り除くメリットを実感しながら、ダメージレスな使い方のポイントをぜひ参考にしてくださいね◎
ワックスを使ったセルフ脱毛が痛い…!その原因とは?
セルフでできる脱毛アイテムの中でも、根元からしっかり脱毛できて、2週間程度すべすべ美肌をキープできるワックス。
メリットがたくさんのワックスによるセルフ脱毛なのに痛みを感じるのは、以下のような原因があるからなんです。
毛の構造によるもの
ワックスを使ったセルフ脱毛で痛みを感じてしまうのは、毛の毛根部分に生えている毛根鞘という、皮膚と毛を接着剤のようにつなぎとめている構造に原因があるんです。
ワックスを使うと、毛と皮膚をしっかりと密着させている毛根鞘がベリッ剥がれるため、その刺激やお肌や毛穴に負担をかけて痛みが出やすくなるのです。
バリア機能の低下によるもの
ワックスを使ったセルフ脱毛で強い痛みが出やすいのは、皮膚のバリア機能が低下していることも原因のひとつ。
バリア機能は、角質層のうるおいがたっぷりと満たされていることで外的な刺激を跳ね返す作用を高めます。
ですが乾燥してお肌の角質層がうるおい不足だと、ワックス脱毛の刺激や摩擦をダイレクトに受けてしまい、お肌や毛穴にダメージが強くかかって痛みにつながることがあります。
脱毛部位や範囲によるもの
セルフのワックス脱毛で痛みを感じやすいのは、脱毛部位やお手入れをする範囲にも密接なかかわりがあるんです。
VIOやワキなどは他のパーツよりも毛質が太く濃く、密集して生えているため、毛の強度が強い分ワックスの刺激が強く出て痛みを感じてしまいます。
また、ワックス脱毛を広範囲に行うことも、たくさんの毛の毛根鞘が一度にベリッと剥がれる状態になるため、狭いパーツのお手入れをするよりも痛みの範囲が広がりやすくなります。
ワックスを使ったセルフ脱毛で痛みを感じない使い方◎
ワックスを使ったセルフ脱毛は、正しく痛みの少ない上手な使い方を押さえておくと、お肌へのダメージを最小限に抑えつつうるおいやすべすべの美肌を長期間キープできます。
購入したセルフ脱毛専用のワックスをムダにしないために、ここではお肌にやさしい使い方をさっそく見ていきましょう。
長い毛をカットしておく
ワックスを使ったセルフ脱毛をする前は、あらかじめ長さのあるムダ毛を5㎜程度にカットしておきましょう。
毛に長さがあると、ワックスを塗る→シートで覆って剥がす際の刺激が短い毛よりも強く出てしまうため、あらかじめカットしておくことがおすすめです。
保湿と紫外線対策を徹底する
セルフのワックス脱毛で痛みをできるだけ和らげるためには、日頃の保湿・紫外線対策を徹底しておく必要があります。
角質層に十分なうるおいを与えられるよう、ワックスを使ったセルフ脱毛を行う前は、ボディケア専用のアイテムをたっぷりと塗布しておきましょう。
お肌が敏感で乾燥しやすい肌質の場合は、化粧水・乳液・クリームと、フェイスと同じケアをする保湿がおすすめです。
またお肌が日焼けしてしまうと痛みの原因となるメラニン色素が大量に発生し、ワックス脱毛を使った際に刺激がかかりやすくなります。
日頃の紫外線対策を徹底して、角質層のうるおいと透明感を守るよう心がけてみましょう。
狭い範囲をピンポイントでお手入れすること
ワックスを使ったセルフ脱毛の痛み予防は、狭い範囲をピンポイントでお手入れすることがおすすめです。
狭い範囲にワックスを塗り、シートを張って剥がす使い方は、広い範囲をお手入れするよりも刺激・摩擦のかかる範囲が狭められるため、痛みはほんの一瞬でガマンできるレベルにまで落とすことができます。
また一度に広範囲のワックス脱毛をするよりも、狭いパーツでピンポイントのお手入れを行った方が、毛をムラなくキレイに脱毛できるメリットがありますよ。
ワックスを使ったセルフ脱毛の痛みの対処法!
ワックス脱毛は皮膚にしっかりと根付いている毛を一気に引き抜く方法でもあるため、痛みが出やすいデメリットがあります。
ですが、ワックスを剥がした際に皮膚を手のひらで押さえるようにすると、痛みの軽減・皮膚の鎮静化にアプローチできます。
この方法は、ブラジリアンワックス専門サロンでも採用されている方法のため、痛みを感じたらすぐに手指でやさしく押さえることをポイントにしてみてくださいね。
おわりに
痛みを感じていたワックスのセルフ脱毛でも、今回ご紹介した使い方ならお肌にやさしく、ワックスが持つ脱毛と美肌効果を活かすことができます。
長くすべすべの美肌をキープしてスキンコンディションをベストな状態にキープすべく、使い方をもう一度復習してみてくださいね◎