乳液はいつもであれば、化粧水でお肌に水分を与えた後に使うことが一般的ですが、フェイスやボディ、ヘアケアにまでマルチな活用術が話題を集めているんです。
今回は意外に知られていなかった、乳液の便利で手軽な活用術をご紹介!
全身がうるおいで満ちる、乳液のおすすめ活用術をぜひ今日から試してみてくださいね◎
乳液の役割とは?お肌への作用を詳しくおさらい!
化粧水で水分を補ったお肌の後に使う乳液ですが、そもそもの役割やお肌への作用は、わからない部分も少なからずあるのではないでしょうか?
乳液が全身のうるおいケアに役立つ、お肌への作用を詳しくお伝えしてみたいと思います。
化粧水で補ったお肌の水分にフタをする
乳液は化粧水で補ったお肌の水分にフタをする役割があります。
そもそも化粧水は水分がベースに作られているため、単体の使用では時間の経過とともにお肌の水分が蒸発し、乾燥トラブルが出やすくなります。
乳液はお肌に与えた化粧水の水分にフタをして、油分を与えながら水分と油分のバランスを整えてくれます。
お肌には水分と油分がミルフィーユのような形状に重なり合ったラメラ構造が存在してしますが、化粧水後に使う乳液はこの構造の層バランスを整える作用もあるんですよ。
ごわつき、ざらついたお肌をやわらかくなめらかに整える
年齢を重ねると、古い角質が剥がれ落ちて新しい角質層を作り保持する、お肌の新陳代謝やターンオーバーのサイクルが不安定になると言われています。
お肌を触ったときにざらつきやごわつきを感じるのは、古い角質が剥がれ落ちる新陳代謝やターンオーバーがスムーズに働いていないため。 乳液を使うと、水分を取り込んで油分を補うことでざらつきやごわついた皮膚がなめらかな質感に変わり、角質層にたっぷりのうるおいが満たされてこの組織が持つターンオーバーや新陳代謝の働きを助けていくことができるようになります。
乳液で全身のうるおいケア ~便利で役立つ活用術をご紹介~
乳液はお肌の水分と油分のバランスを整える他にも、ボディやヘアケア、お肌の集中的なケアに活用することでより良いコンディション変化が期待できます。
ここではさっそく、便利で手軽に継続できる、乳液の全身うるおいケア活用術をチェックしてみましょう。
洗顔やナチュラルメイクのクレンジングに
油分がベースとなっている乳液は、油分が毛穴やメイクの汚れに付着して絡め取る作用があると言われています。
洗顔時に乳液をたっぷり馴染ませて洗い流すと、一般的な洗顔料よりも油分が多く含まれているため、洗顔後によくあるツッパリのない、しっとりなめらかな質感に整います。 またナチュラルメイクのクレンジングも、オイルタイプのクレンジングと同じような作用でメイク汚れをOFFし、お肌への刺激や摩擦が少なく使えるメリットがあるんですよ。
パサつきが気になる髪のヘアケアに
暑さが厳しいこの季節は、強力な紫外線ダメージや長時間フル稼働しているエアコンに髪が傷み、うるおいがどんどん奪われてパサついた質感に変わることが多くなります。
乳液を髪の傷みが気になるパーツや、枝毛・パサつきが目立つ髪に部分的に塗布すると、ダメージを受けたキューティクルが補修されてツヤとなめらかさのある質感に整います。 乳液でつややかに整った髪は、光の反射を受けると白髪やパサつき、うねりなど気になるトラブルを目立たなくするため、実は乳液は日頃のヘアケアやスタイリング剤としても活用できるのです。
ナイトパックに
たっぷりの乳液をお風呂上がりにお肌に塗り込み、そのままラップをかけて5分程度置くナイトパックも、1日活動してダメージを受けたお肌の修復に役立ちます。
夜のタイミングは睡眠によってお肌ダメージを修復する成長ホルモンの分泌が促されるため、乳液のナイトパックを習慣にしておくと、成長ホルモンの恩恵を受けたお肌のイキイキとしたコンディションが戻るようになります。
また寝苦しい夜に使うことがマストのエアコンから、乳液のナイトパックはお肌のうるおいを保持する重要な作用も備えていますよ。
日焼け止めや化粧下地とブレンドして使う
夏仕様の日焼け止めや化粧下地は、皮脂分泌を収れんする作用があることで、ときにお肌の乾燥ダメージの原因になる心配も…。
日焼け止めや化粧下地に乳液を混ぜて使うと、特有のキシキシとした使用感がやわらぎ、ツヤとなめらかさの活きたメイク顔に整えることができます。 また乳液はお肌が保持する水分にフタをするため、日焼け止め・化粧下地にブレンドすると、乾燥や伸びの悪さを緩和するメリットも実感できるでしょう。
おわりに
ボディマッサージやヘッドスパのオイル・クリーム代わりにも活用できる万能な乳液。
いつものフェイス、ボディ、ヘアケアに乳液を活用したメソッドをさっそくプラスして、全身が乾燥しないうるおいに満ちたコンディションをキープしていきましょう!