熱中症対策、できていますか？原因や健康と安全を守るセルフケアまとめ！

体温を超えるような酷暑が続く毎日、熱中症対策への意識もいっそうに高まっていることでしょう。

強烈な暑さによるストレスや体力の低下は、心身のバランスを整える役割を持つ自律神経やホルモンバランスが崩れて、熱中症のリスクが高くなる心配も。

今回は忙しい毎日を過ごす中でも実践しておきたい、大人女性のための熱中症対策を詳しくご紹介！

熱中症のそもそもの原因や、カラダとココロの健康を守るセルフケアをぜひ最後までご覧になってくださいね。

熱中症が起こるのはナゼ？よくある原因をチェック！

暑さ対策を採っているつもりなのに、酷暑の毎日が続くとめまいや体力の低下、手足のしびれなどの不調が出やすくなる…。

ここではそんな大人女子によく見られる、熱中症の原因についてお伝えしてみたいと思います。

酷暑が続き、手足のしびれや重だるさ、めまいなどの熱中症が起こりやすくなるのは、体温調整の役割を担う自律神経のバランスが崩れているため。

自律神経にはそもそも、

・血管を収縮して余分な熱を体外へ逃がし、屋外の熱や湿気から心身を守る「交感神経」

・血管を拡張してめぐりを整え、室内のエアコンによる冷えから心身を守る「副交感神経」

という異なる役割があります。

ですが室内と屋外の温度差、暑さによるストレスで自律神経は本来の機能を活かせなくなり、体温調整のコントロールが不安定になって熱がこもり、熱中症につながってしまうのです。

厳暑が続く毎日に熱中症のリスクが高まるのは、運動や栄養不足が原因になることも。

暑さが厳しいとカラダを動かす意識が薄れ、ついダラダラしてしまいがちですが、運動不足はカラダを支えたりエネルギーを生み出す役割のある筋肉が育たなくなります。

また夏は、暑さの影響でさっぱりした食べ物を多く摂るようになり、慢性的にタンパク質や鉄分が不足した状態に。

特に鉄分は、神経バランスを整えたりカラダ全体に栄養や酸素を行き渡らせる働きがありますが、女性は生理の影響で慢性的な鉄分不足の傾向にあります。

鉄分の不足で体内に栄養や酸素が届かなくなると、血液の生成もされにくくなるため貧血やめまいといった熱中症症状が出やすくなるのです。

体温を超えるような暑さは全国的に続き、毎日熱中症アラートが発令されているため、このトラブルは誰にでも起こりえると言えます。

心身の健康と安全を守って熱中症のリスクをなくすために、今日からしておきたいセルフケアを一緒に見ていきましょう。

厳暑が続く毎日は知らず知らずのうちに大量の汗をかき、体内の水分・塩分が不足した状態にあります。

また喉が渇いていなくても、厳暑の毎日は体内の水分や塩分の排出スピードが著しいため、こまめに水分を摂るようにしましょう。

塩分と水分の補給は熱中症対策の基本となるため、ミネラルウォーターやスポーツドリンク、塩タブレットなどを欠かさずに常備し、お出かけ先も携帯するよう心がけてみましょう。

ここ数年で楽しみながらの熱中症対策ができる、ひんやりグッズのリリース・ニーズが急上昇しています。

・屋外で歩きながら使えてスタンドタイプもあるハンディファン

・接触冷感素材で熱帯夜もぐっすり眠れるひんやり寝具

・熱がこもり汗をかきやすい首元をクールダウンするネッククーラー

などなど、体内の余分な熱をクールダウンさせて熱中症対策にアプローチできる、ひんやりグッズを有効活用してみましょう。

キャラ物などのデザイン性のあるひんやりグッズが多いので、面倒に感じやすい熱中症対策も趣味感覚で楽しみながら継続できますよ。

厳しい暑さで食欲が落ちると、スタミナも一緒に落ちて熱中症のリスクが高まってしまいます。

栄養不足をなくすためにも、次のようなスタミナ維持の栄養を食べ物・サプリメントからしっかりと補うようにしましょう。

タンパク質	・肉、魚、大豆製品に含有が多い・カラダのあらゆる組織の材料、スタミナのもとになる・疲労回復、ダメージを修復する成長ホルモンの材料となる
ビタミンC	・野菜、フルーツに含有が多い・疲労回復やストレスによる心身の不調にアプローチする・優れた抗酸化力で細胞の老化ブロックにあぱうろーち
ビタミンB群	・食べ物から摂った脂質、糖質をエネルギー源に変える・代謝を高めて健やかなコンディションを保つ・含有が多い食べ物は魚介、肉類、大豆製品、根菜など