女性に多いパソコンワークの業務では、日々細かな字や画面を長時間見ているので、目の酷使による疲れや乾燥、しょぼしょぼした不快感に悩んでいませんか?
疲れ目を感じると、仕事や家事に必要な集中力やモチベーションの維持が難しく、強いストレスになってしまうものですよね。
今回は働く女性のパソコンワーク時によくある疲れ目について、そもそもの原因や外側・内側からのアイケアポイントを伝授!
いつもすっきりクリアな視界をキープする、疲れ目の対処法をぜひ押さえておいてくださいね。
パソコンワークの疲れ目。そもそもの原因は何?
パソコンワークをしていると必ずといっていいほど生じる疲れ目。
その原因を知っておくことも、疲れ目の予防や早期での対処にアプローチできます。
パソコンワーク中によくある疲れ目の原因、仕組みを詳しく見ていきましょう。
ブルーライトの刺激
パソコンワークの疲れ目の大きな原因は、このデバイスから発せられるブルーライト。
第3の紫外線とも呼ばれるブルーライトは、光のエネルギーが強いことでパソコンワークを長時間してしまうと、目の網膜や視神経にダメージを与えてしまいます。
またブルーライトは目の組織・筋肉のこわばりや緊張を促す性質があるため、目のまわりの血流が悪くなって痛みや乾燥、疲労物質が溜まって疲れ目につながってしまうのです。
メガネやコンタクト使用によるもの
パソコンワークでは、画面に反映された情報を確実にチェックする必要があるため、メガネやコンタクトで視力を矯正する女性が多いことでしょう。
ですがメガネの場合は、それなりに重さがあるフレームやレンズを目や鼻、耳にかけることで筋肉が緊張し血流が悪くなってしまいます。
そしてコンタクトは、着用している時間が長いほどに瞳のうるおいが奪われて、痛みやしょぼしょぼ感、疲れ目の原因に。
メガネやコンタクトは、本来の視力を矯正して見える状態にしているため、それだけに神経や目の網膜に負担がかかって疲れ目を生じさせてしまうのです。
目のピント機能の酷使によるもの
パソコン上の画面にある字や色、コンテンツを確認する際には、意識せずとも目がその情報をしっかりと見て脳にインプットさせようと、ピント機能が酷使された状態になります。
何かをしっかりと見て脳にインプットする一連の流れは、目の負担や機能の消耗につながることで疲れ目につながってしまうのです。
パソコンワークの疲れ目に。外側からの対策
働く女性にとってのパソコンワークは、ほぼ毎日長時間になるため、目の酷使によるダメージを早めに緩和しておくことが大切です。
パソコンワークの疲れ目対策に、外側からできる効果的なアプローチ術をご紹介します。
目元を温める
パソコンワークが原因の疲れ目は、目元を温めることで血行が良くなり、痛みや乾燥、疲労の原因物質が流れ出やすくなります。
・熱めのお湯にハンカチタオルを浸す
・ホットの専用アイマスクを常備、活用する
などのアイケアを、疲れ目を感じたらすぐに行うようにしましょう。
5~10分程度目元を温めておくと、こわばった神経や組織、筋肉がほぐれて血流が良くなり、クリアな視界が戻りますよ。
眼輪筋マッサージ
目のまわりをぐるりと囲む眼輪筋は、マッサージをすることで血流UP、緊張やこわばりをほぐして疲れ目の緩和に役立ちます。
目のまわりには細かな血管・リンパ管が数多く存在していることから、眼輪筋マッサージを日常にしておくと疲れ目を感じても時短でリセットできます。
- 人差し指、中指、薬指を上まぶたにのせる
- そのまま上下左右に小刻みに揺らす
- 下まぶたも同じようにマッサージする
という流れの眼輪筋マッサージを習慣にしましょう。
眼輪筋マッサージは、目のまわりにある疲れ目緩和・予防のツボ刺激にもアプローチでき、目の酷使によるクマヤたるみのケアにも効果的ですよ。
疲れ目のインナーケア。摂りたい食べ物、栄養素は?
パソコンワークの疲れ目が常態化しているなら、内側から栄養を補うことも重要な対策。
疲れ目のインナーケアに効果的な、摂りたい栄養や食べ物をまとめてみました。
タウリン | ・魚介類に豊富 ・視神経の働きを正常に保つ |
ビタミンE | ・カボチャ、ナッツ類に含有が多い ・目のまわりの血行を促す |
ビタミンB群 | ・大豆、肉、魚に含有が豊富 ・充血や目の疲れを緩和する |
βカロテン | ・にんじん、カボチャに含まれる ・目の粘膜の健康を守る |
アントシアニン | ・ナス、ブルーベリーに多い ・網膜ダメージを修復、再生する |
疲れ目のインナーケアに役立つ上記の栄養成分は、サプリメントや健康食品のラインナップも豊富なので、合わせてチェックしておいてくださいね。
おわりに
忙しくパソコンワークをしていると、目の酷使や疲れ目は避けるのが難しいものの、外側・内側からの対策を押さえておけば進行のリスクが防げるはずです。
大切な目を守る、外側・内側からの疲れ目対策を積み重ねて、いつもクリアな視界をキープしていきましょうね◎