じめじめ・ムシムシとした梅雨時期は、気分がどんよりするばかりではなく顔や足がパンパンに張る、むくみに悩むことがあるのではないでしょうか?
梅雨時期に気になるむくみは、体重が増えたわけでもないのに足が張って太く見えたり、顔がパンパンで大きく見えるやっかいなトラブル。
今回は梅雨時期に決して油断できないむくみ問題について、そもそもの原因や影響、軽やかさを取り戻すセルフケア方法をお伝えしてみたいと思います!
梅雨時期になるとむくみが出るのはナゼ?よくある原因!

からりと晴れている日はそうでもないのに、じめじめ・ムシムシとした梅雨時期になると決まってむくみが起こり、どんよりの状態が長く続く…。
ここでは梅雨時期のむくみに悩む方に向けて、意外に気づけていなかった根本的な原因をまとめてみました。
大気中に余分な水分や湿気が満ちているため
晴れている日よりも梅雨時期の方が圧倒的にカラダ、顔がむくみやすいのは、大気中に余分な水分や湿気が多く滞留しているため。
大気中に余分な水分や湿気が満ちていると、カラダの表面から内部にかけて水が溜まったような状態になり、血流が悪くなってむくみの原因物質が溜まりやすくなるのです。
隠れ冷えによるもの
じめじめ・ムシムシとした気候が長く続く梅雨時期ですが、大気中の水分や湿気が体内に溜まると、気付かぬうちに内臓が冷えてしまいます。
内臓は余分な水分や塩分、栄養を代謝・排出する役割があるため、梅雨で内臓が冷えるとこの組織が持つ作用が活きなくなり、長期的なむくみにつながってしまうのです。
運動不足によるもの
梅雨時期になると決まって足や顔がパンパンに張りむくんでしまうのは、運動不足も大きく影響しています。
晴れた日に比べると、梅雨時期はじめじめ・ムシムシとした気候で外出や活動のモチベーションが下がりやすくなります。
すると、梅雨時期は自然にお家にいるおこもりモードになって活動が減り、慢性的な運動不足がむくみを引き起こしてしまうのです。
食生活の乱れによるもの
梅雨時期に活動が少なくなることは、食生活の乱れにもつながりやすくなります。
梅雨時期に外出や活動の機会が一気に減りお家にいると、退屈を感じてついつい感触が多くなり、むくみの原因となる塩分や脂質、糖質の過剰摂取につながることが…。
お家で過ごす梅雨時期は、外出している時に比べてついついダラダラしがちなので食生活も乱れ、むくみの原因となる栄養の過度な摂取につながりやすくなるのです。
梅雨時期のむくみはこうしてリセット!【外側からのケア編】

体重が一気に増えたわけでもないのに、そうなってしまったように感じる、梅雨時期のどんよりなむくみ。
梅雨時期でも軽やかなコンディションをキープすべく、外側からの効果的なセルフケアを集めてみました。
ふくらはぎメインのトレーニング
ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれるほど、全身の血液循環を担うポンプ作用があります。
・スクワット
・デスクワーク、通勤電車の中でのかかと上げエクササイズ
・ソファーの上での自転車漕ぎエクササイズ
・お風呂のバスタブ内でバタ足
などなど、ふくらはぎを刺激する運動を心がけることでポンプ作用が活性化し、むくみの原因物質を流すことができますよ。
むくみが気になる部位のタッピング
むくみが気になるパーツに、手のひらを使ってやや強めの圧をかけながらタッピングすることも、どんより感をリセットする効果的な方法。
タッピングをすることで組織に刺激が伝わって血流が良くなり、じんわりと熱を発してむくみの原因物質が流れ、すっきりしたラインに戻りやすくなります。
むくみリセットのセルフケア【内側からのケア編】

梅雨時期のやっかいなむくみをリセットするためには、内側からの栄養補助や食生活の注意でトラブルの未然予防にも役立ちます。
今日から始めておきたい、梅雨時期の内側からのインナーケアを見ていきましょう。
カリウム、食物繊維を摂る
野菜、根菜、フルーツ、海藻、きのこ類などは、
・余分な水分、塩分を流すカリウム
・むくみの原因物質の排出を助ける食物繊維
が豊富なので日々の食事にたっぷり摂り入れましょう。
逆に、糖質・脂質・塩分の多い食べ物は体内に滞留してむくみの原因になるため、梅雨時期の摂り過ぎに注意しましょう。
こまめに水分を摂る
梅雨時期にむくみが気になると、水分摂取を控えようとする女性が少なくはないよう。
水分には体内浄化や老廃物排出の作用があるので、適量を摂っておかないと逆にむくみが悪化してしまいます。
・常温水、白湯をゆっくりと飲む
・冷たい水をガブ飲みしない
・喉が渇いていなくても飲む
ように心がけると、体内の循環が安定してむくみの予防や緩和にアプローチできますよ。
おわりに

梅雨時期のむくみは原因がささいなものばかりなので、決して油断できないトラブル。
本格的な梅雨時期に向けて、カラダの外側・内側からむくみ予防・対策を進めながら、軽やかなコンディションをキープしてくださいね。