いつもよりも雨の気候が増えるこの季節、晴れている日よりもメイクが崩れやすいと悩んでいませんか?
じめじめ・ムシムシとした高温多湿の環境では、水分や油分を多く含むコスメが溶けやすく、メイク崩れにつながってしまいます。
今回は雨の日でもメイク美肌をキープするため、スキンケアとコスメ選びのコツを詳しく解説。
さらには雨の日にメイク崩れが出やすい原因も参考にしてくださいね。
雨の日にメイクが崩れやすいのはなぜ?よくある原因!
雨の日にメイクが崩れやすいのは、大気中に湿気や水分が多いことで皮膚の毛穴が開き、そこからコスメに含まれた油分や水分が流れ出やすくなるため。
コスメの中には水分や湿気に強いウォータープルーフタイプがありますが、ヨレやムラになりやすいファンデーションやアイシャドウは、ほとんどがこの仕様ではないため余分な湿気に溶けてメイク崩れが出やすくなります。
また忙しい毎日を過ごしていると、化粧水~美容液までの朝のスキンケアアイテムをしっかり浸透させるのができていない状態。
化粧水や美容液のスキンケアアイテムが浸透していないことで余分な水分や油分が皮膚表面に残り、その上からメイクをしてしまうとさらに油分が重なって湿気に溶け出しメイク崩れにつながることがあるのです。
雨の日のメイク崩れを防ぐコツ【スキンケア編】
雨の日のメイク崩れは晴れている日に比べると、大気中に湿気が多い分全体的な崩れが目立ち、メイク直しに手間暇がかかってしまうことがあります。
雨の日のメイク崩れを防ぐ、日々のスキンケアのコツやコスメ選びをチェックしてみましょう。
ハンドプレスをしっかり行うこと
メイクをする前の化粧水~美容液の朝のスキンケアは、ひとつひとつのアイテムをしっかりとお肌に浸透させることがポイント。
忙しい朝時間でも、メイク前のスキンケアアイテムがお肌に浸透していないと、ファンデやアイシャドウをのせても余分な水分でよれてしまい、さらに大気中の湿気であっという間に崩れやすくなってしまいます。
朝のスキンケアで化粧水~美容液を馴染ませる際には、皮膚と手肌が密着するように感じるまでしっかりとハンドプレスを行い、少し時間をおいてからファンデやアイシャドウを馴染ませるようにしましょう。
収れん化粧水を使う
雨の日に崩れやすいメイク対策に、収れん化粧水をいつものスキンケアにプラスしましょう。
収れん化粧水は、
☑メイク崩れの原因となる毛穴の開きを防ぐ
☑余分な皮脂を収れんして皮膚をサラサラに保つ
☑うるおいや栄養を毛穴の奥に閉じ込めて保水する
という役割があり、雨の日のメイク崩れはもちろん、高温多湿な日のテカリ、汗、過度な皮脂分泌のケアにも役立ちます。
スーッとした清涼感のある使用感で香りのバリエーションも豊富なので、夏のメイク美肌キープに早めに常備しておいてくださいね。
雨の日のメイク崩れを防ぐポイント【コスメ選び編】
雨の日のメイク崩れを防ぐポイントは、コスメ選びにも気を付けておくことが大切。
雨の日のメイク崩れが少なくなる、選んでおきたいコスメとそれぞれにおすすめポイントを見ていきましょう。
マットな質感のコスメを使う
マットな質感のコスメは、シアーなタイプのコスメよりも皮膚への密着力に優れ、しっとりサラサラの仕上がりで崩れにくいメリットがあります。
ファンデやクリームタイプのコスメは、雨の日用のマットタイプを用意しておくと、天候に合わせたメイクで崩れ予防に役立ちますよ。
リップはティントタイプが優秀
雨の日はリップメイクの崩れも出やすく、顔立ちの印象がガラリと違って見える心配が…。
雨の日のリップは、ティントタイプを選んでおくことがおすすめです。
その理由は、一般的なリップの場合は皮膚表面に色を付けるタイプですが、ティントは角質層にまで色を浸透させる役割があるため。
雨の日でもティントタイプのリップコスメを使っておくと、角質層にまで色味が浸透していることでヨレや色ムラが出にくくなりますよ。
厚塗りメイクに要注意
雨の日のメイクが気になると、ファンデやアイシャドウを繰り返し重ね付けして対処した経験はありませんか?
実はコスメの重ね付けが雨の日のメイク崩れの原因になることも。
ファンデやアイシャドウを重ねるほどにコスメに含まれた水分・油分の層が厚くなって、雨の湿気にさらされると一気に溶け出し崩れやムラにつながってしまいます。
雨の日こそナチュラルメイクを心がけ、日焼け止めのみ厚塗りに、ファンデやアイシャドウは薄く馴染ませるよう心がけてみましょう。
おわりに
ストレスを感じやすい雨の日のメイク崩れですが、スキンケアやコスメ選び、メイクの工夫をプラスすることでいつも理想のメイク美肌をキープできます。
雨の陽気が増えるこの季節、お伝えした崩れ防止のノウハウをさっそくマスターして、じめじめ・ムシムシした日もメイク美肌と明るい笑顔をキープしましょうね!