夏本番、いつもよりも汗をかく機会が増え、カラダのニオイが気になってはいませんか?
夏場の汗のニオイに気付いても、すぐには対処できなかったりすることもあるので、ニオイを予防する生活習慣・食事でできるインナーケアが気になるところ。
今回は夏場にニオイが気になるさまざまな原因や、生活・食習慣でできるインナーケアについて詳しくお伝えしてみたいと思います。
夏にカラダのニオイが気になるのはナゼ?
寒い季節に比べて夏は、汗をかきやすくなる分カラダのニオイが出やすくなります。
夏場の汗のニオイが強く出てしまうのは、日常生活を過ごす上でのほんのささいなきっかけが原因になることも。
ここでは夏にカラダのニオイが強くなる、根本的な原因と仕組みを詳しく見ていきましょう。
ストレスによるもの
うだるような暑さが続いたり、梅雨時期のじめじめ・ムシムシした雨の日が長く続いたりと、不安的な気候は心身ともにストレスを感じてしまうものですよね。
実はこのストレスが夏の汗のキツいニオイと関係していて、血管収縮・血流抑制による自律神経・交感神経の働きが優位になることが原因です。
そもそも血液循環は、汗のニオイのもととなる老廃物や毒素を回収・流す役割があります。
ですがストレスの影響を受けた自律神経は、血流の役割が活きなくなることで体内にニオイの原因物質が溜まり、少しの汗をかいただけでもカラダのニオイが出やすくなるのです。
脂質・糖質の多い食生活によるもの
気分が開放的になる夏は、美味しいグルメやアルコールを楽しむ機会が増え、知らず知らずの内に脂質・糖質の多い食生活が常態化することが少なくありません。
脂質や糖質の多い食事を頻繁に摂っていると、
・血液がドロドロになり体内に溜まる
・体内で酸化しニオイのもととなる腐敗ガスを発生させる
という状態になって、カラダのニオイがキツくなってしまいます。
そして脂質や糖質の多い食生活は、腸内の悪玉菌のエサとなり、腸内環境も乱れて全身の不快なニオイにつながるリスクもあるんですよ。
隠れ冷えによるもの
暑さが厳しい夏だからこそ、
☑クーラーのフル稼働
☑頻繁に冷たい飲み物を摂ってクールダウン
が習慣になってはいませんか?
夏場はこのような影響で暑さを感じていても、実はカラダの芯が冷えて隠れ冷えが起こっている可能性が否定できないんです。
隠れ冷えは、ニオイの原因物質を回収して流す血流の働きが悪くなるため、体内にどんどん余分なものが溜まりやすくなります。
すると夏場の汗のニオイ以外にも、むくみや体重増加、免疫力の低下で美容と健康、ダイエットの面でいくつもの悪影響が出てしまうのです。
夏のニオイ対策に!生活・食習慣の効果的な対策まとめ
夏場に汗をかきやすくなり、カラダのニオイが気になると、デオドラントアイテムでのケアが一般的な対策ではないでしょうか?
デオドラントアイテムはニオイに対して即効性がありますが、根本的に悩みを解決するためには内側からのインナーケアが重要。
ここでは夏に気になるニオイの予防に役立つ、生活・食習慣のインナーケアを一緒に見ていきましょう。
ストレスケアに良い栄養を補う
うだるような暑さや、じめじめ・ムシムシとした梅雨時期の気候のゆらぎのストレスに、
☑トリプトファン
☑GABA
をしっかりと補うようにしましょう。
まず大豆製品や乳製品に豊富なトリプトファンは、ストレス耐性を強化する幸せホルモン・セロトニンの生成にアプローチします。
さらに緑黄色野菜・果物に多いGABAは、ストレス軽減の効果が認められ、睡眠時に分泌され、ニオイのある体質を改善する成長ホルモンを助ける働きも備わっていますよ。
睡眠の質に気を配ること
すんなりと寝つけて熟睡でき、さらには朝の決まったタイミングですんなりと目覚められる、そんな理想の睡眠はニオイの原因物質の回収・排出がスムーズになります。
逆に、十分な睡眠をとっていないとニオイの原因物質となる皮脂やアンモニア、乳酸が汗に多く含まれカラダはもちろん顔や頭などからもキツいニオイが出るリスクが。
☑眠る前のスマホやアルコールを控える
☑熟睡のコツ、バスタブに浸かる入浴を心がける
☑心地よさを感じる寝具、寝間着、睡眠環境にシフトする
などなど、ぐっすり眠れる睡眠対策に意識を向けるようにしましょう。
体臭予防に効果的な食べ物を摂る
主食・主菜・副菜の栄養バランスを整えた食事をベースにし、以下のような体臭予防に効果的な食べ物を意識して補うようにしましょう。
・野菜、果物の食物繊維:腸内環境を整え腐敗ガスの影響を抑える
・ヨーグルトの乳酸菌:悪玉菌を減らし善玉菌を増やす
・きのこや魚介類のオルニチン:ニオイの原因、アンモニアを無効化する
おわりに
夏場のカラダのニオイは強いコンプレックスになり得るので、早めに生活・食習慣の見直し・インナーケアを始めておくことベストと言えます。
いつものデオドラントアイテムにプラスし、ご紹介したインナーケアも習慣にして、すっきりさわやか清潔なコンディションを取り戻していきましょうね。