丁寧にクレンジングや洗顔をしたつもりなのに、化粧水を使うと浸透が悪くべたべたやぬるぬる感が残ってストレスに感じたことがありませんか?
化粧水は洗顔・クレンジングで失われた水分をお肌に補い、乳液や美容液の馴染みを助ける役割があるので、浸透が悪いと美容効果に悪影響が出やすくなります。
今回は化粧水の浸透が悪いよくある原因と、馴染みを促すおすすめの美容術を徹底解説!
美肌づくりの土台となる化粧水の機能をしっかりと活かすべく、浸透アップのコツをぜひ参考にしてくださいね。
化粧水の浸透が悪いのはこんな原因があった!?
化粧水の浸透が悪く、お肌にべたつきが残ったり乳液や美容液の美肌効果が実感できないと感じた時は、お肌状態・化粧水の使い方に問題があるのかも?
ここでは化粧水の馴染みが悪いと悩む方に知っておいてほしい、よくある原因をまとめてみました。
古い角質によるもの
お肌の代謝やターンオーバーが安定していると、古い角質が剥がれて新しい皮膚が作り出すサイクルが正常になり、化粧水を吸い込むつるりとした美肌をキープできます。
ですが乾燥やストレス、スキンケア不足や生活習慣の乱れなどでターンオーバー、代謝が低下していると、古い角質が溜まり化粧水の浸透を妨げてしまいます。
古い角質は皮膚表面に垢のように溜まってごわごわと硬さ、ざらつきがあるため化粧水が入り込まない悪影響があるのです。
化粧水を正しく使っていない
忙しい毎日を過ごしていたり、疲れを感じて早く休みたい時は、スキンケアがついおろそかになることがありますよね。
・洗顔後すぐに化粧水を使っていない
・化粧水を使った後のハンドプレスがおろそか
などなど、当てはまる部分があるのではないでしょうか?
洗顔やクレンジング後は皮膚のうるおいが不足して乾燥しているため、すぐに化粧水を使わないと皮膚が硬く乾燥して化粧水の浸透が悪くなります。
また化粧水を使った後のハンドプレスも、お肌の表面や角質層にうるおいを届ける目的があるので、やり方が不十分だと化粧水が馴染まず、乳液や美容液の効果も出にくくなってしまうのです。
セラミド不足によるもの
セラミドは角質のスキマを埋めるように存在しているうるおい成分で、細胞間脂質と呼ばれています。
セラミドには水分を集めて抱え込み、保持しながら皮膚をやわらかくして化粧水の馴染みを助ける役割があります。
お肌が乾燥していたり、加齢、冷えや食事の栄養バランスの乱れといった栄養を受けると、角質内のセラミドがどんどん不足し皮膚のざらつきや乾燥が著しくなります。
すると、セラミドが持つ化粧水の水分を集めて抱え込む機能が活きなくなり、化粧水を使っても馴染みが悪いと感じてしまうのです。
化粧水の馴染みが悪いと感じたら…浸透力アップの美容術!
化粧水の浸透が悪いと、乳液や美容液の馴染みも悪くなり美容効果が実感できなくなるリスクにつながってしまいます。
日々のスキンケアはキレイなお肌を育む基本・土台となるので、化粧水の浸透を高めるコツを早めに押さえておきたいところ。
ここでは今日からすぐに始められる、化粧水の浸透力UPのコツを見ていきましょう。
角質ケアをプラスする
化粧水の馴染みが悪く、乳液や美容液の効果が思うように実感できなくなってしまったら、角質ケアをプラスしてみましょう。
肌質や肌状態に合わせて都度選べる、角質ケアの方法とメリットや効果を以下にまとめてみました。
ふき取り化粧水を使う | 古い角質を取り除きながら水分も補える |
ピーリング | 10日に1回、週1ペースで行うとターンオーバーが整う |
クレイ(泥)パックをする | クレイが古い角質や老廃物を取り除き、トーンアップ、ミネラルを補える |
古い角質が溜まり化粧水の馴染みが悪いと、乳液や美容液の効果が活きなくなるのはもちろん、皮膚がざらつきくすみが目立ってしまいます。
そのため、いつものスキンケアにプラス上記のような角質ケアを定期的に取り入れてみましょう。
セラミド配合のコスメを使う
化粧水の馴染みが悪いのは、うるおいを集めて保持する角質層のセラミド不足が原因。
セラミドをしっかりと補うために、この成分が配合されたコスメを使ってみましょう。
ターンオーバーは、角質層のうるおいがたっぷり満ちていることで安定するため、セラミドでの保湿は肌代謝の向上にも役立ちますよ。
化粧水を正しく使う
お肌に化粧水をしっかりと浸透させるためには、
・洗顔後できるだけ時間を置かずに使う
・繰り返しハンドプレスをする
ことが重要。
洗顔後の早いタイミングで化粧水を使うと、うるおい不足による皮膚の硬さをすぐにリセットでき日中の乾燥予防にも役立ちます。
さらに化粧水を皮膚の奥に行きわたらせるイメージで、お肌と手のひらが密着するように感じるまでハンドプレスを繰り返すことも浸透アップの秘訣ですよ。
最後に
化粧水は美肌づくりの土台となるため、馴染みが悪いと感じたらすぐにお伝えした対策を採ることが重要!
化粧水を吸い込むなめらか肌を目指して、スキンケアや生活習慣、使い方の見直しから始めてみてくださいね。