少しずつ秋の訪れを感じ涼しくなると、これまでよりも食欲がムクムクと湧いてつい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまい、ポッコリお腹が気になってはいませんか?
お腹は範囲が広いことで贅肉がつくと、全体的に太め体型に見える大きなデメリットが…。
今回ご紹介する「ドローイン」は、お腹を意識的にへこませるだけでスリムアップできる、今話題のラク痩せ法です。
ドローインがどんなお腹痩せメソッドなのか、詳しい効果と基本のやり方を一緒に見ていきましょう!
ドローインとは?
腹筋を意識的にへこませて腹筋を強化するトレーニングを指す「ドローイン」。
数多くの有名人のダイエットトレーナーとして人気が定着している、「クロスフィットトレーナーのAYA」さんも、意識的にドローインをすることでラク痩せにつながると推奨しています。
ドローインを習慣にすると
・お腹を支える天然のコルセットとなり、たるみを防ぐ「腹横筋」
・しなやかな体幹、正しい姿勢に整える「多裂筋」
・スイングの動きをサポート、ウエストのくびれをメイキングする「内腹斜筋」
という、お腹痩せに必要な筋肉を鍛えて上記の筋肉が持つダイエットやボディメイク効果を引き出すことができます。
さらにドローインは、デスクワーク中やお風呂時間のバスタブに浸かりながら、キッチンで料理をしている時などなど、いつでも手軽に実践できます。
お腹痩せの数あるトレーニングに比べてラクで、へこます習慣がつくたびに形状記憶的にぺたんこお腹がキープできるようになりますよ。
お腹痩せ以外にも!ドローインの嬉しい効果とは?
お腹をへこます動きが土台となるドローインですが、実はお腹痩せ以外にもたくさんのダイエット・ボディメイク効果が期待できるんです。
習慣にすることで理想のしなやかスタイルに近づく、ドローインの嬉しい効果を詳しく見ていきましょう。
バストアップできる
ドローインを実践してみるとすぐに体幹できるのですが、お腹をへこますと同時に自然に胸が張った状態になります。
へこませたお腹が骨盤を支えて姿勢を正すため、全身の血流が良くなってバストまわりに栄養が行き届き、たるみやサイズアップにつながります。
また腹筋をへこますことで胸が張ると、胸の筋肉も自然に鍛えられるため、垂れ下がりやハリのないバストケアにも効果的ですよ。
腸の働きが活発になる
お腹をできるだけ長くへこますドローインは、腸に適度な圧迫感・刺激を与えることで機能が活性化します。
腸にはそもそも、
・食べたものの栄養を吸収する
・余分な栄養、老廃物、毒素をお通じとして排出する
・幸せホルモンを作る
・風邪やウイルス感染、アレルギー疾患を防ぐ免疫細胞が80%存在する
というダイエットやボディメイクはもちろん、美容やメンタル。健康ケアにも深くかかわっています。
そのためドローインをすると腸の動きが活発になることで上記のような機能も活き、全身の美容と健康、健やかなメンタルキープにつながっていくのです。
姿勢が整って血流が安定する
猫背や巻き肩などの乱れた姿勢は、カロリー消費やデトックスにかかわりの深い血流を悪くし、痩せにくく太りやすい体質に変えてしまいます。
また見た目が実際の年齢よりも-5歳は老けて見えてしまったり、老廃物・毒素が溜まってむくんだり、どんよりとカラダの重さを感じてしまうというデメリットも!
ドローインをすると、お伝えした3つの筋肉に負荷がかかることで骨盤が持ち上がり、背筋がピンと伸びます。
すると、
・正しくキレイな姿勢が身について見た目が若々しく見える
・血流の安定による太りにくい体質づくり
・冷えやむくみの予防、改善
とたくさんのメリットを実感できるようになりますよ。
ドローインですぐにお腹痩せ!基本のやり方をチェック
トレーニングに自信がない方もすぐにできる、お腹痩せに効果的なドローインのやり方をまとめてみました。
さっそく、1日を通して繰り返しながら意識的にドローインのクセを付けてみてくださいね。
- 姿勢を正し腹筋を意識、ゆっくりとへこませる
- 限界までへこませたら10、20、30秒と少しずつへこませる時間を長くする
- いったん元の状態に戻してリラックス
- 息をゆっくり吐くと同時にお腹を膨らませて長くキープ
- 息を大きく吸うと同時にお腹を一気にへこませて長くキープ
- ここまでの流れを1日を通して繰り返し、クセにすること
ドローインは3つの筋肉にかかる負荷がダイレクトで骨盤・胸まわりにも刺激が伝わるため、比較的早い段階でお腹痩せ効果に気付きますよ。
おわりに
お腹痩せのハードな食事制限、ツラい運動は続きにくくモチベーションの維持も難しいですよね。
ドローインであれば1日を通して好きなタイミングでお腹まわりをへこませるだけの、ラクで続けやすいメソッド!
今回のコラムをきっかけにドローインをさっそく習慣にして、たるみゆるみのないしなやかスタイルをモノにしていきましょう。