寒い日が増え、1日の終わりのバスタイムが楽しみに感じる季節になりました。
毎日のバスタイムに欠かせないマストなアイテム「入浴剤」は、意外に知られていなかった複数の種類があること、知っていましたか?
入浴剤の種類別の特徴や用途を知っておけば、美容や健康に関する悩みに応じた使い分けができて、心身・お肌ともにコンディションが整っていくはず。
今回は入浴剤にどんな種類があるのか、特徴や用途を詳しく解説。
有意義で健康美につながるお風呂時間を過ごすべく、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
入浴剤の種類~分類で見る種類と用途を解説~
ドラッグストアやバラエティショップ、マーケットのコーナーにずらりと並ぶ入浴剤、ラインナップが多すぎてベストなアイテム選びが難しく感じていませんか?
入浴剤の分類における種類と使用の目的、特徴を知っておけば、たくさんのラインナップの中から必要なアイテムをスムーズに選べるはず。
入浴剤の分類の種類別に見る特徴と使用目的をさっそくチェックしてみましょう。
医薬部外品
医薬部外品の入浴剤は、マーケットやドラッグストアで見る、ほとんどの入浴剤に当てはまる種類のことを言います。
医薬品ほどに心身の不調を改善・予防する効果は期待できないものの、
☑疲労
☑肩こり
☑冷え
☑腰痛
☑関節痛
などなど、幅広い年代の女性が悩む不調に対して、予防や緩和が期待できる有効成分を配合した入浴剤でもあります。
そのため疲労や痛み、コリなどを入浴で和らげたい場合は医薬部外品の入浴剤を選ぶことがベストですよ。
化粧品
化粧品に分類されている入浴剤は主に、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなど美容に特化した成分が配合されたタイプのことを言います。
化粧品タイプの入浴剤の中には、香りや成分にこだわった、ひとつに複数の分類・成分が使われているケースが多数です。
化粧品の入浴剤は、皮膚を清潔に保ちキレイに清浄する、保湿をするといった目的があるため、
☑肌の乾燥、ボディケア、スキンケア
☑肌のべたつき
☑体臭
などを入浴によってケアしたい場合に最適な種類となっていますよ。
雑貨
雑貨系に分類されている入浴剤は、香りや見た目、使用後のお湯の質感、バブルバスなどを楽しむ種類を言います。
雑貨系の入浴剤は、マーケットやドラッグストアで販売されている医薬部外品や化粧品に比べて、
☑デザイン、香りのバリエーションが豊富
☑斬新なタイプでギフトや自分へのご褒美にぴったり
などの違い・魅力があります。
そのため、これまでの定番の入浴剤とは違ったバスタイムを楽しみたい方に適していますよ。
入浴剤の種類~成分で見る種類と効果をチェック~
入浴剤の成分は、美容や健康に関する悩みに対しての効果のもととなるもの。
そのため、入浴剤の成分と効果を押さえておくと、お風呂時間にリラックスしながら心身や肌悩み解決につながります。
入浴剤の成分について、種類や効果をまとめてみました。
炭酸ガス系
シュワシュワした使用感、刺激が心地よい炭酸ガス系は、血管を拡張して血流を促すため、冷えやむくみ、どんより体質に悩む女性におすすめです。
炭酸ガスが皮膚から吸収されるため、細胞の活性化によるアンチエイジングにも役立つでしょう。
無機塩類系
無機塩類系は皮膚のタンパク質と結合して熱を産生し、お風呂上がりのポカポカ感を持続させる効果があります。
寒い季節の冷え、湯冷めが気になる女性におすすめですよ。
スキンケア系
コスメにも使われることが多い、保湿成分を配合したタイプで、お風呂時間で癒されながらスキンコンディションを整えたい女性にぴったり。
湯質にとろみがあり、なめらかなので美容風呂感覚で使用できるでしょう。
薬用植物系(生薬系)
草や木、花の酸味や甘み、辛味などの香りが楽しめる、薬用植物系(生薬系)の入浴剤は、香りと生薬が持つ血行促進、肌荒れ緩和など健康美両方にアプローチできます。
ハーブのようなまろやかな香りは、ストレス解消や不安感の軽減にも効果的ですよ。
酵素系
酵素系成分が配合された入浴剤は、体臭や肌の汚れ、汗や皮脂によるテカリやべたつきを清浄する作用があり、エチケット対策にもおすすめの種類。
ニオイやべたつきのもととなる皮膚タンパク質に反応して分解する役割があるため、汗をかきやすい体質、季節の使用にぴったりですよ。
清涼系(クール系)
バスタイム中の温かさとクールな爽快感の両方が感じられる、清涼系(クール系)の入浴剤。
毛穴を引き締め汗を抑える役割があるため、お風呂上がりののぼせや発汗ストレスが気になる時に適しています。
おわりに
ひとことに入浴剤と言っても、分類・成分ともにたくさんの種類があるんですね。
入浴剤のバリエーションを知っておくと、不調に合わせた選び方でバスタイムを楽しみながら悩み改善につながるはず。
今回のコラムを参考に、入浴剤の分類・成分の種類を上手に使い分けて、健康美につながるお風呂時間を過ごしていきましょう。