肌のターンオーバーを整えて健康的な美肌に！スキンケアや習慣のポイント

シミやシワ、肌荒れなどの悩みをできるだけ早く解決するためには、新しい肌への再生・修復を担う、「ターンオーバー」を整えることが肝心。

今回は美容に関する情報で見聞きすることが多い肌のターンオーバーについて、サイクルを整えるスキンケアや習慣のポイントを解説します。

シワやたるみ、肌荒れのない健康的な美肌を目指すべく、ターンオーバーの役立つ情報をさっそく押さえてみてくださいね。

そもそも肌のターンオーバーとは？

健康的な美肌をキープする根本的な要素、「肌のターンオーバー」とは、およそ28日のサイクルで古い角質が新しい皮膚に押し上げられる肌変化のことを言います。

ターンオーバーが整っていると、肌荒れやシミ、シワがある肌でも古い皮膚が新しく作られる皮膚によって押し上げられるため、進行する前に予防・改善することができます。

ですが、さまざまな原因によってターンオーバーが乱れると、ダメージのある皮膚が残ったままとなり、シワや肌荒れ、シミの改善・予防に長い時間がかかってしまうのです。

一般的には28日のサイクルを繰り返しているターンオーバーですが、このサイクルが乱れてしまうと28日＋年齢と、肌が生まれ変わるまでに長い時間がかかってしまいます。

28日というターンオーバーの周期も比較的長いため、ここに年齢がプラスされるともっと長くなるため、その原因を知っておくことが重要。

肌のターンオーバーが乱れる、意外に見落としやすい原因をまとめてみました。

28日程度の安定したサイクルでターンオーバーを整えるためには、肌にたっぷりの水分・栄養を補う必要があります。

そのため、肌が乾燥し栄養・水分が足りないと、ターンオーバーのサイクルが乱れて、トラブルの目立つ肌が常態化してしまうのです。

肌にはターンオーバーを促すコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを作る「線維芽細胞」が存在しています。

年齢を重ねて肌が衰えると、線維芽細胞の働きも悪くなりコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンが不足・減少しやすくなります。

すると、皮膚内の栄養や水分が不足してターンオーバーがスムーズにならず、乾燥や肌荒れ、シミやシワの目立つ肌が長く続いてしまうのです。

実は運動量も深くかかわっている肌のターンオーバー。

積極的にカラダを動かすと、血行が良くなることで皮膚に栄養・酸素・水分が行き届き、ターンオーバーの活性につながります。

ですが、運動不足が慢性化していると、血液や酸素、栄養、水分を運ぶ血行や表情筋が弱くなり、たるみやむくみ、シワの目立つ肌質の常態化につながってしまいます。

季節や天候にかかわらず、1年中降り注ぐ紫外線。

室内や晴れていない日の紫外線対策がおろそかだったり、日に当たる時間が長いと、皮膚のターンオーバーやうるおいを守るコラーゲンが変性してしまいます。

コラーゲンは角質層を水分で密着させてターンオーバーを促す働きがあります。

そのため、紫外線ダメージを頻繁に受けるとこの成分の恩恵が受けられなくなり、ターンオーバーが乱れる以外のトラブルも出やすくなるのです。

肌の外側にダイレクトにアプローチして、ターンオーバーを整える日々のスキンケア。

ここでは肌の生まれ変わりを助ける、ターンオーバー安定のスキンケア方法を見ていきましょう。

洗顔・クレンジングがおろそかになっていると、汚れや古い角質が蓄積して皮膚が厚くなり、ターンオーバーのサイクルを乱してしまいます。

洗顔・クレンジングは汚れや古い角質を取り除くことで正常なターンオーバーを助けるため、肌を清潔に保つことを心がけてみましょう。

28日周期の安定したターンオーバーは、角質内に水分・栄養が満ちていることが大きな条件。

そのため、以下のように保湿効果に優れた成分配合のコスメを使い、肌を乾燥させないよう注意しましょう。