メイクやスキンケア時に鏡を見て肌チェックをしていたら、どんよりと肌色がくすんで気持ち的にもネガティブになったことがありませんか?
肌色のくすみは、原因に応じた対処を正しく行うことで悩みの解決、透明美肌のキープにつながります。
今回は意外に気づけていなかった、肌のくすみ4選とそれぞれの正しい対処法をわかりやすく解説!
透明感・血色感のある肌をキープすべく、繰り返しやすいくすみの原因と対処法をぜひ参考にしてくださいね。
肌がくすむ原因その① 乾燥によるもの

肌色がいつもよりもどんよりとくすみ、透明感・血色感が失われてしまっているのは、「肌のうるおい不足による乾燥」が大きな原因と言えます。
スキンケアが十分ではなかったり、乾燥した室内で長時間過ごす、水分不足などなど肌がうるおいを失っていると、皮膚が粉を吹いたようにカサついてしまいます。
透明感や血色感のある肌は、角質層・肌表面にたっぷりのうるおいが満ちていることが条件のため、乾燥した肌は通常の肌色よりも2~5トーンも暗くなると言われています。
上記のような影響をなくすために、
・セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など「保湿成分配合の化粧品」を使う
・エアコンを使い過ぎず、「加湿器と併用」する
・喉が渇いていなくても「こまめな水分補給」を心がける
ようにし、外側・内側からのうるおいケアを意識してみましょう。
肌がくすむ原因その② ターンオーバーの乱れによるもの

肌色がどんよりとくすみ、いつも使っているファンデーションの色味が浮いてしまうのは、「ターンオーバーの乱れ」が関係しています。
ストレスや冷え、血行不良、運動不足、加齢などの影響を受けると、ターンオーバーが乱れやすくなってくすみの元となる「古い角質が肌に残る」状態になります。
そもそも肌のターンオーバーは、28日程度のサイクルで古い角質が新しく健康的な角質に押し出されてくすみを飛ばす役割があります。
ですが、お伝えしたような原因でターンオーバーが乱れると、くすみの原因となる古い角質が残った状態に…
・ターンオーバーを促す「レチノール」、「プラセンタ」などの化粧品を使う
・ターンオーバー活性にかかわりのある、「運動」や「温活」を積極的に行う
・週1~10日に1回程度、ふき取り化粧水やクレイパックで「角質ケア」をする
上記のポイントを押さえたスキンケア・生活習慣を心がけることで、ターンオーバーの安定・くすみのカバーと予防につながるでしょう。
肌がくすむ原因その③ 血行不良によるもの

肌色がどんよりとトーンダウンし、この肌トラブルが頻繁に繰り返してしまうのは、「血行不良」が関係しているかもしれません。
肌の血行はそもそも、
・肌色の透明感、血色感にかかわりのある「栄養、酸素を行きわたらせる」
・肌色のくすみの原因となる「老廃物、毒素を流す」
という重要な役割を担っています。
ですが空気や肌の乾燥、冷え、運動不足、長時間のデスクワークなどで血行が悪くなると、上記のような役割が活きなくなり、くすみが定着してしまいます。
・スキンケアの前に「ホットタオル」で肌を温める
・「積極的にカラダを動かし」、冷えに気をつける
・EMS美顔器やエステサロンなどで定期的に「フェイスマッサージ」をする
などなど、血行を良くして肌に栄養・酸素を送り届けるメソッドを習慣にすることが、血行不良が原因のくすみをカバーするポイントになります。
肌がくすむ原因その④ 間違った洗顔、クレンジングによるもの
肌色がくすむ最後4つ目にお伝えする原因が、「間違った洗顔・クレンジング」によるもの。
・洗顔料の役割:皮脂、汗の汚れを洗い流し、肌を清潔な状態に整える
・クレンジング料の役割:メイクの汚れ、角栓、古い角質、毛穴汚れを洗い流す
という、洗顔料とクレンジングには肌を清潔に、透明感・血色感を助ける役割があります。
忙しい毎日を過ごす中で上記がおろそかになっていると、それぞれの役割が活きず肌に汚れや皮脂、角栓が残った状態になってくすみにつながります。
また、ゴシゴシと摩擦や刺激を与えるような洗顔・クレンジングも、くすみの原因となる「メラニン色素」が大量に作られるため要注意。
・「硬めで質の良い泡」を作り、肌を包み込んで丁寧に洗顔する
・クレンジングがたっぷりの量を使い、「すすぎ時に乳化」させる
泡の質が硬く持っちりしているほど洗浄力が高まり、肌にのせるだけでもくすみの改善・予防に役立ちます。
またクレンジング剤をすすぐ時の「乳化」は、クレンジングの洗浄成分が毛穴の奥深くに馴染み、くすみの原因となる老廃物やメラニン色素の分解に一役買ってくれますよ。
最後に
肌のくすみは、日常のほんのささいなきっかけで起こり、繰り返しやすい肌トラブルです。
スキンケアや日常でできる、4つの原因に合わせたくすみ対策をはじめて、理想的な透明感・血色感をキープしていきましょう。